熱い日本酒は全部熱燗だと思っていたのですが、実は細かく呼び名がありました。
以下の表はWikipediaからの引用です。
名称 | 飲用温度 |
飛び切り燗(とびきりかん) | 55度前後 |
熱燗(あつかん) | 50度前後 |
上燗 | 45度前後 |
ぬる燗 | 40度前後 |
人肌燗 | 37度前後 |
日向燗(ひなたかん) | 33度前後 |
人肌燗や日向燗は何となく由来がわかりますね。
好みによると思いますが、飲みやすいのは上燗の45度前後です。以前、徳利が熱すぎてしばらく持てなかったことがありましたが、あれは飛び切り燗だったのでしょうか。
熱燗にして美味しいのは純米酒です。逆に吟醸酒はフルーティな風味が飛んでしまうため燗に向きません。
熱燗の作り方
昔ながらの方法として、お湯を張った鍋に徳利を浸けて温めるやり方があります。沸騰した鍋で一気に温めるのが良いです。アルコールが飛ばないように、ラップで徳利の口を閉じておきます。
電子レンジで温める方法もあります。そのまま徳利をレンジに入れるだけです。ただ、レンジでは温度にムラができてしまうことがあります。こちらの場合もラップで閉じておくと良いです。
どちらも熱に強い陶器の徳利を使うのが良いですね。
電気のチカラで温める酒燗器というものもあります。スイッチ1つで熱燗が出来るので、一番簡単ですね。ちなみに居酒屋には、一升瓶を突っ込める酒燗器がありました。
熱燗は酔いが回りやすいので注意です。ちびちびと味わいたいですね。
勉強になりました。クイズ番組で出題されそうだから覚えておきます